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  1. 焼津市議会 1995-11-01
    平成7年11月定例会(第1日) 本文


    取得元: 焼津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-25
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              会          議                                午前9時00分開会 ◯議長大野喜市朗君) ただいまから平成7年11月焼津市議会定例会を開会いたします。  本日の会議を開きます。  本定例会会議録署名議員には、5番 梅原庄次君、24番 岩辺宏康君を指名いたします。  この際、諸般の報告をいたします。  当局より、法に基づく報告書及び提出書類3件を受理しております。この事件一覧及びその写しをお手元へ配付しておきましたので御了承願います。      ────────────────────────────────────           受 理 し た 報 告 事 件 一 覧 < 市長報告 >  1.報第14号 専決処分事件報告について         (交通事故に起因する損害賠償事件について)      ──────────────────────────────────── <監査委員報告>  1.焼62-88号 平成7年度第2・3回定期監査結果報告書  2.焼62-89号 平成7年9月分例月出納検査報告書      ──────────────────────────────────── 2 ◯議長大野喜市朗君) これで報告を終わります。      ──────────────────────────────────── 3 ◯議長大野喜市朗君) 本日の議事日程はお手元に配付してあるとおりであります。
     それでは日程に入ります。  日程第1「会期の決定」を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から12月22日までの24日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 4 ◯議長大野喜市朗君) 御異議なしと認めます。したがって、会期は24日間と決定いたしました。      ────────────────────────────────────  なおお諮りいたします。会期中の日程については、お手元に配付してある日程表のとおり決定することに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 5 ◯議長大野喜市朗君) 御異議なしと認めます。したがって、会期中の日程は、お手元に配付の日程表のとおり決定いたしました。      ──────────────────────────────────── 6 ◯議長大野喜市朗君) 日程第2 認第26号「焼津教育委員会委員の任命について」を議題といたします。  市長提案理由説明を求めます。      (市長 長谷川孝之君登壇) 7 ◯市長長谷川孝之君) おはようございます。ただいま上程をされました認第26号につきまして提案の理由を御説明を申し上げます。  認第26号「焼津教育委員会委員の任命について」は、本市の教育委員会委員であります鈴木一江氏が本年12月2日をもって任期満了となりますが、同氏を適任者と認め、引き続き任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意を求めようとするものであります。  よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。(降壇) 8 ◯議長大野喜市朗君) 以上で提案理由説明は終わりました。  ここで暫時休憩いたします。この休憩の間に、ただいま上程中の議案に対して質疑のある議員は議長まで通告を願います。                                午前9時05分休憩                               ──────────                                午前9時05分再開 9 ◯議長大野喜市朗君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま上程中の議案に対する質疑に入るのでありますが、質疑の通告がありませんので、質疑はないものと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております認第26号については、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 10 ◯議長大野喜市朗君) 御異議なしと認めます。したがって、認第26号は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  次に討論に入ります。討論はありませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 11 ◯議長大野喜市朗君) 討論なしと認めます。  これより採決いたします。  認第26号をお諮りいたします。本案に同意することに賛成の方の起立を願います。      (賛 成 者 起 立) 12 ◯議長大野喜市朗君) 起立多数であります。したがって、認第26号は同意することに決定いたしました。      ──────────────────────────────────── 13 ◯議長大野喜市朗君) 日程第3 議第67号「焼津天文科学館建設工事建築工事請負契約の締結について」から、日程第7 議第71号「焼津天文科学館プラネタリウム製作設置工事請負契約の締結について」までの5議案を一括して議題といたします。  市長提案理由説明を求めます。      (市長 長谷川孝之君登壇) 14 ◯市長長谷川孝之君) ただいま上程をされました議第67号から議第71号までの5議案につきまして、一括して提案の理由を御説明申し上げます。  議第67号から議第69号までの「焼津天文科学館建設工事建築工事)、(電気設備工事)及び(空調設備工事)の請負契約の締結について」は、平成9年完成予定焼津天文科学館建設工事の各請負契約を締結しようとするものであります。  まず建築工事についてでありますが、平成7年11月16日に、本市で初めての公募型指名競争入札として、10特定建設工事共同企業体により入札を行い、入札金額7億円に消費税2,100万円を加えた7億2,100万円で、「住友建設村松工業特定建設工事共同企業体」と請負契約を締結しようとするものであります。  次に電気設備工事についてでありますが、指名14社により入札を行い、入札金額1億8,600万円に消費税558万円を加えた1億9,158万円で「伊東電機工業株式会社」と請負契約を締結しようとするものであります。  次に、空調設備工事についてでありますが、指名11社により入札を行い、入札金額1億7,100万円に消費税513万円を加えた1億7,613万円で、「三洋静岡設備株式会社」と請負契約を締結しようとするものであります。  議第70号「焼津天文科学館展示物製作設置工事請負契約の締結について」は、平成7年11月16日に指名5社により入札を行い、入札金額2億6,400万円に消費税792万円を加えた2億7,192万円で、「株式会社丹青社」と請負契約を締結しようとするものであります。  議第71号「焼津天文科学館プラネタリウム製作設置工事請負契約の締結について」は、日本初プラネタリウムシステムの導入を図るため、総額3億8,048万2,000円で、「ミノルタプラネタリウム株式会社」と請負契約を締結しようとするものであります。  以上5議案につきまして一括して提案理由を御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。(降壇) 15 ◯総務部長企画財政部長萩原信幸君) 議案の内容につきまして補足説明を申し上げます。  まず焼津天文科学館建設工事入札について御説明いたします。  そのうち建築工事入札方法でありますが、この工事は、工事規模事業費が7億円と比較的大きいために、共同企業体、いわゆるJV方式を採用し、市内の地元業者の参入を担保させるとともに、公募型入札で近隣の業者に対し機会の均等を図ることといたしました。この方式は焼津市としては初めてのケースでありますが、国や県など、他の自治体において採用している方式であります。  今回入札参加希望者の募集を公告を行った結果、10共同企業体の応募がありましたので、入札参加資格の審査を行い、応募がありました10共同企業体すべてが有資格者と認められたために、その10社に指名し、入札を行ったものであります。  次に、焼津天文科学館プラネタリウム製作設置工事でありますが、天文科学館建設に係る実施設計を行うに当たり、プラネタリウムという特殊機器を設置するため、あらかじめ機種、設備の形態を決めておかないと実施設計ができないということで、平成6年8月に機種選定委員会を設置し、慎重に検討の上、同年12月に、機能や技術が最適と認められるミノルタ社製のゼミニスターシステムと決定されました。したがって、今回議決をお願いする契約は、ミノルタプラネタリウム株式会社随意契約をしようとするものであります。  その他、電気設備空調設備工事展示物製作設置工事契約関係につきましては、JV方式とするほど規模が大きくないということから、従来より行っております、一般的に実施しております指名競争入札方式といたしました。  以上であります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 16 ◯議長大野喜市朗君) 提案理由説明は終わりました。  ここで暫時休憩いたします。この休憩の間に、ただいま上程中の5議案に対して質疑のある議員は議長まで通告願います。                                午前9時14分休憩                               ──────────                                午前9時19分再開 17 ◯議長大野喜市朗君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま上程中の5議案に対する質疑に入ります。  質疑の通告がありますので発言を許します。11番 深田百合子君。      (11番 深田百合子君登壇) 18 ◯11番(深田百合子君) 上程されました天文科学館建設工事に関する5議案について質疑を行います。  まず初めに、平成6年9月28日に施行された条例、お年寄りの方や車いすの方などが使いやすくするような施設をつくるための法律「ハートビル法」で建築するよう県からの指示指導があり、設計変更に時間がかかったと伺いましたが、どのような点が指摘され、設計変更されたのですか。また、ハートビル法の認定を受けると補助が出るとのことですが、幾ら出るのですか。さらに改善したことにより、建設総費用の増額はどのくらいですか、お伺いします。  2つ目に、天文科学館立地条件ですが、東海沖地震のおそれで津波の被害が心配されますが、どのような対策を考えられましたか。  3つ目観測条件ですが、焼津出身の世界的な望遠鏡作者法月惣次郎さんの800ミリのレンズを購入しての天体観測をしようということですが、海岸沿いということで、海からの水蒸気が影響しないか。また地上からの人工的な光、パチンコ店やガソリンスタンド、民家、自衛隊静浜基地など、光の害の影響は光源から100キロメートル先にも及ぶそうですが、屋外、屋内の照明の光を防ぐ対策は、建設全般にどのような対策がなされていますか。また、岡山県小田郡美星町、その名も美しい星の町の美星町は、国内で最も天体観測に適した町で、光害防止条例を制定していますが、本市では周辺地域の方に点燈時間など協力要請していくのか、光害防止条例は検討していくのか、お伺いします。  4つ目に、施設の概要と、その内容はどうなっているのか。子供たちが学ぶおもしろさを発見、追求して感動できるものか。また行ってみたいと思うものになるのか。また、どのような施設を参考にしたのかをお伺いします。  最後に、運営については今後検討されることであると思いますが、専門家、職員の配置はどうなっているのか。また教育施設としての運営の考え方をお伺いします。(降壇)      (市長 長谷川孝之君登壇) 19 ◯市長長谷川孝之君) 深田議員の御質問にお答えを申し上げます。また、施設の概要につきましては担当部長から詳細に御説明を申し上げます。  第1点の、ハートビル法の施行に伴いまして設計変更したと。これについてその具体的な内容を示せと、こういう第1点のお尋ねでありますが、御存じのようにハートビル法が制定をされたと。同時にまた9月の定例県議会で、福祉にやさしいまちづくりに関する条例が制定をされたというようなこともございまして、県の方から、実はハートビル法、あるいはまた9月県議会に上程をされる予定の―当時は予定の―福祉にやさしいまちづくりに関する条例案について、趣旨を生かして、ぜひ施行していただきたいというような申し出があったわけです。  と申しますのは、御存じのように、これは焼津市の単独事業ではありますけれども、昨年、世界に輝く静岡県づくり事業の3つのうちの1つに、この事業が採択をされたというようなことがありまして、県としても、今申しましたような指導を本市に対してなされたものと、私どもは判断をいたしたわけであります。したがって、そのような視点に立ちまして設計変更をして、これに対応することとしたということであります。内容は、設計委託料の増額が247万3,000円、それから工事費での増額が3,330万余ということになっております。そして、その設計変更の内容でありますが、大ざっぱに言いまして、エレベーターのかごの大きさの変更、2番目として、エントランスホールの吹き抜け階段の形状の変更、3として、2階吹き抜け回りの通路の幅の変更、4として、屋上広場への通路の幅の変更、それから5番目としてトイレの形態の変更と、こういうことで、今申しましたような工事費の増額ということになったと、こういうことでございます。  それから、2番目の御質疑にありました立地条件ですね、あるいはまた観測条件等についてどうかと。具体的には立地条件については、今後東海地震が発生すると言われているわけですね。その場合の津波対策について、どのような措置を講じたかと、こういうお尋ねでございますが、もちろん私どもといたしましては、田尻浜天文科学館をどうだろうかという一番実は心配したのが、いわゆる東海地震説と言われるときの場合の津波対策、そしてまた地質の問題ですね。そして3番目として、塩害とか、あるいは光の問題。要するに観測について果たして万全を期せられるかということであったわけです。したがいまして、一応、深田議員御存じないのかもわかりませんが、当時いろいろと御相談を申し上げた科学技術広報財団スタッフ方々及び、この財団にかかわっていらっしゃる天文学者方々とも、当初御相談を申し上げたわけです。そして、今申しましたような方々をわざわざ焼津にお越しをいただいて、そして現場をごらんいただいたと。結果として、津波と地質の問題は後で申し上げますが、私も素人ですから大きなことは言えませんが、そのときに出た言葉は、天文科学館というのは北側というのは、余り関係がないと。したがって、南側があいてるか、あるいは光が邪魔にならないかというようなことになると。特に日本の場合には、山岳地だとか山間地に比較的こういうような施設が多いわけですね。で、海岸部というのは非常に、どちらかと言えば少ないというようなことなんだけれども、ここの場合は天文科学館としては最適だという、実はお話をいただいてるわけです。  この話につきましては、当時の企画財政部長、遠藤君ですか、部長も企画課長の山田君も同席をして、同じような、先ほど申しましたようなスタッフ方々から説明を受けているわけです。したがって私どもは、今申しましたようなことをそのまま受け止めて、観測条件としては問題がなかろうというふうにまず考えた、こういうことです。  2番目としては地質問題ですね。これにつきましてはボーリングをして調べた結果として、問題はないという、一定の工事をすれば問題はないと、こういうことに調査結果としてなったわけですね。  次は津波の問題ということになるわけですけれども、県の第2次の被害見込みによれば、いつか2月議会ですか、ここにいらっしゃる増田圓次郎議員からの御質問でも私からお答えを申し上げたわけです。増田議員の質問された中で、県の被害想定の中には、要するに焼津港の湾岸部、小川港の湾岸部が非常に危険だと。その他のところについてはそういうことにはなっていない。ついては防災訓練あり方、あるいは避難地避難路、これらについて見直す考えはないのかというのが、当時の増田圓次郎議員お尋ねの主な内容であったわけです。と私は記憶しているわけですね。そのときにも、今私が申し上げたようなことは答弁として私から申し上げているわけです。したがって、私どもとしては、越波ということはあるのかもわかりません。堤防を越すと。あるのかもわかりませんし、また地震ですから、地殻変動によって起こるわけですから、地殻そのものが、どういう状況かは別として、割れてしまったというようなことになれば、これは話は別ですけれども、常識的には越波は別として、そう津波によって大きな被害を受けることはなかろうというふうに、実は言われているわけですね。  しかし、御存じのように、駿河海岸一帯が侵食されて、いわゆる養浜の必要性というものは強く言われているわけですね。そしてまた、中部地建、あるいは静岡河川工事事務所方々においても非常に心配をされてるわけです。この焼津工区分駿河海岸のうちの焼津工区分と言われるものが約3,600メーターあるわけですね。それについて大変気を使っていただいておると。そして過般の12号台風の余波で、地域の方々に大変御心配をかけたということで、私も現場を見ました。そしてまた、静岡工事事務所方々大変心配をされて、災害復旧として、とりあえず10数億円かけて即効的な対応をするという話は報告として伺っておるわけです。しかし、これを恒久的に住民不安をなくさなきゃならぬ、これは我々の務めですから、2、3日前にも、この促進同盟方々と、部長も御一緒しましたけれども、私も含めて一緒に、平成8年度以降、予算の増額等お願いをして、住民不安を根本的に払拭するような対応策を講じていただきたいというふうにお願いを申し上げたわけであります。  したがって、この場合におきまして東海地震説そのものが現実化した場合において、絶対に大丈夫かと言われれば、絶対に大丈夫ということは、私の口からは申し上げられませんが、今申しましたような状況等を勘案するときに、まあ間違いがなかろうということです。そして、万一の場合のことも考えて、耐震設計を含めて、そのものが倒壊をしないという配慮をすることは当然のこととして、また万が一の場合には、そのような建築物ですから、地域の方々が、場合によっては天文科学館へ逃げ込むということも考えられるわけですね。あの辺には、そういうような東海地震説に言われる災害に耐え得るような建物はないわけです。したがって、万が一の場合には、天文館が今のような配慮の中で建設をされようとしているわけですから、完成の暁には地域住民避難施設としても利活用できるのではないかというふうに私どもは考えていると、こういうことであるわけです。  したがって、あなたがおっしゃる立地条件、あるいは観測条件というのは、まあ専門家方々の言をかりれば、まあまあの安全な状況にあると、満足すべき状況にあるというふうに伺って、我々はそれを信頼をして建設に踏み切ったと、こういうことになるわけであります。  それから、できた後の運営でありますけれども、これは議会でも、たびたび私から申し上げているように、お客を呼ぶ、いわゆる誘客施設ということではなくして教育施設であるというようなことから、教育委員会企画課の方で、施設が完成後の運営のあり方等について現在検討をしているさなかであるという状況でございます。  以上、お答えとさせていただきます。(降壇) 20 ◯総務部長企画財政部長萩原信幸君) 御質問の中で、施設の概要、それから内容はどうなっているかということについて答弁いたします。  まず天文科学館施設でございますけれども、各階の概要につきましては参考資料としてお分けしている資料に階別の主な施設ということで載ってございますので参考にしていただきたいと思いますが、まず1階の主な施設としましては、400平米を持ちました展示室、これが中心となります。で、展示室におきます内容としましては、テーマを生命ですとか、あるいは太陽系、あるいは宇宙の広がりといった6つのテーマに分類を、ゾーン分けをいたしまして、展示のホールの壁面を利用してゾーンに分けます。で、それぞれにコンピューターを使いまして映像画面等を駆使した19種類の参加型の装置を配置すると、これが展示の主な中身でございます。それから、その1階には、そのほか事務室、あるいはミーティングコーナー、軽食ができる飲食室も考えております。それからエントランスホール等含めまして1,135平米で構成をしております。  2階でございますけれども、2、3階を通じまして18メートルのドームを備えまして、客席として180人が収容できますプラネタリウム、これを設置します。それから科学体験塾という活動もする予定にしておりますが、この活動の場となりますコミュニケーションルーム、それからパソコンコーナー、あるいは会議室と、こういったもので779平米で予定しております。  それから3階につきましてはプラネタリウム関連のプログラム室、あるいは資料室、それから特別展示、あるいは天文同好会等の天体写真展、こういった企画展示ができるような展示コーナーを設けます。それらを含めまして450平米を予定しております。  それから4階につきましては天体観測を行う職員、それから市民の利用する仮眠室、あるいは暗室、あるいは研究室、こういったものが主なものでございまして、239平米を予定しております。  それから5階におきましては、800ミリの天体望遠鏡を設置します8メートルのドーム、展望台、それと附属望遠鏡を6基用意しておりまして、これを保管する倉庫、それらを含めました225平米ということになっております。それから、なお屋上が400平米の広さがありまして、昼間は展望スペースということで、夜間におきましては星を観測する観望スペースということで利用する予定でございます。天文科学館トータルとしましては、鉄筋6階建てによりまして2,828平米ということになっております。  それで、展示を若干詳しく申し上げますと、展示につきましては、基本的な方針としましては、遊びながら学べる展示スペースということで、教える、あるいは知らせるといった展示ではなくて、双方向性に富みました展示、あるいは自分自身で題材を選択をしながら、自分が主人公となった展示装置、こういったものを考えております。それから、宇宙を知る展示ということのゾーンもございますが、これらにつきましては自分と宇宙とのかかわりはどうなっているのかといった相対的に、画面を見ながら、キーボードを押しながら、疑問点を解決しながら進んでいくといった、ただ見るだけでない、みずから参加して解決していくこと、そういったものを展示、装置を展示するということで展示というふうになっておりますが、そういう展示を考えております。したがいまして、その1回限りで終わってしまうということでなくて、何回か足を運んでだんだん解決していくというようなものも幾つか考えておりますので、子供さんたちがお見えになったときも、また行ってみたいというふうに思わせるような興味を引くような展示を考えております。  それからプラネタリウムにつきましては、ジェミニスターということで、CGと組み合わせた施設としましては日本で最初のシステムでございますので、それらの機能を最大限発揮するということで、さまざまなプログラムを考えております。18メートルのドームがございますので、そのドームを使った、投影を主体とするもの、それから一部舞台を設けますので、その舞台を利用した利用の仕方というような形で、2本の使い方に分けられます。ドーム利用につきましては、コンピューターグラフィックを投影した、例えば四季のプログラム、こういったものが、幼児を対象としたような、春夏秋冬の星空を解説をしながら見せるですとか、あるいは特別プログラムとしまして、子供を対象にした星空バースディパーティーですとか、星空の発表会ですとか、シナリオコンテスト、夜のプラネタリウムとか、年齢層も問わず、老若男女を問わずということでさまざまな方々に対応できるようなプログラムを今考えておりまして、1回行けば全部がわかってしまうということにならないように、工夫をしながら運営をしていきたいということで、そういった意味での施設整備をしていくというふうに考えております。  それから参考とした施設というふうなお尋ねでございましたけれども、この構想につきましては財団法人の科学技術広報財団に委託をいたしまして、その財団の蓄積した経験ですとか実績に基づいて構想を立てられたということでございまして、したがって、どこの施設を参考にしたかというふうに具体的には申し上げられませんが、職員が視察をいたしました施設としましては、栃木県の子供総合科学館、それから群馬県の舘林子供科学館、それから鳥取県アストロパーク、それから岡山県の美星町天文台、月光天文台、それから尾鷲市天文台、それからドーム葛飾、この辺のところを職員は視察しておりますので、財団で委託を受けた構想の内容につきましても、これらの内容のチェックもしておりますので、それらが総合的に組み合わされて、今回の施設設置というふうになったというふうに考えております。以上でございます。 21 ◯11番(深田百合子君) 初めにハートビル法のことなんですけれども、これは平成6年9月28日に施行されたと聞いたんです。で、設計図の方がいつから取り組まれたのかわからないんですけれども、今、市長は、9月の定例会のときに県の方から条例案が、このハートビル法でつくるようにという指導があったということを聞いたんですけど、私、8月にというふうに聞いたんですけどね。別のとこで。8月からというふうにも聞いてたんですけど、それよりも前に、本当にこのハートビル法の基礎的な基準、最低レベルの基準では設計図がちゃんと通ってたということも聞いているんですけれども、県の方が誘導的基準、車いす同士がすれ違える廊下の幅の確保とか、車いす用のトイレが必要な階につけてあるということですね。こういうことまで指示をしてきたということで、これは県の指導が遅過ぎるんではないかというふうにも受け取られるんですが、設計図を作成する前に、このハートビル法についての設計をするようにという県からの指導はあったのか、それともなかったのか。そして、今お話ししました基礎的な基準レベルでよしと市は考えていたのか、そのときに、それとも望ましいレベルの誘導的基準としての考えはなかったのかというのを、改めてお伺いします。  で、光害の問題はそんなに影響がないという、津波の問題も影響がないというお話だったんですけれども、参考として、美星町の光の害の条例について、規制をちゃんと条例で定めているということで、自然の夜空の明るさを1割を超えないように目標を決めて、屋外照明は水平以上に光が漏れない設計の器具を使って、投光機やサーチライト、スポットライト、レーザー等は、明らかに水平以下に向けられている場合のほかは原則禁止と。建物や看板のライトアップは当然のことながら禁止。屋内照明もカーテン、ブラインド、雨戸なとで、できるだけ外にあかりが漏れないように配慮しなければならない。屋外照明の光源についしても、施行規則で観測の妨げにならない輝やきの線のタイプを使っている。低圧ナトリウム燈を奨励して、光源の変更に必要な経費の3分の2以内の補助を町が定めている。点燈時間についても午後10時から翌朝の日の出までの間の消燈を奨励している。そして町の補助も出ているということですよね。で、建設工事にかかわる光の害の対策はしているのかどうかというのを先ほども聞いたと思うんですが、それはどうだったんでしょうか。  施設の内容については、具体的に模型図を見ないと、やっぱりイメージが出ないんですけれども、例えば実験室とか工作室とか図書室とかですよね。そういう子供たちが児童館のような要素を含めた部屋、または幼児も使えるような親子のふれあい広場のような部屋が、この施設の中にも含まれているのかどうか、そういうのがちょっとわからないんですけれでも、お伺いします。  天文科学の職員の配置のことなんですけれども、ある施設専門家は、やっぱり計画の段階から携わっていたほうが、より専門性を生かせて、よいものができると、そういうこともありましたけれども、今、市では募集をしているということなんですけれども、この工事の段階においては、専門家などの学芸員も携わっていくのかどうかということをお伺いしたいと思います。 22 ◯総務部長企画財政部長萩原信幸君) ただいまのハートビル法と設計との関係でございますけれども、この経過をちょっと申し上げますと、実施設計を進めている最中にハートビル法の施行、これは6年9月28日に施行になっていますけれども、これがありました。で、ハートビル法の誘導的―このハートビル法につきましては、基礎的基準というのと誘導的基準がございまして、この基礎的基準というのは、建築物を高齢者、身体障害者等が利用できる必要最低限の基準というふうになっています。それから誘導的基準につきましては、建築物を、高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる基準ということでございます。で、このハートビル法の誘導的基準に極力近づけるという努力をして、認定というところまで行かないかもしれないけれども、高齢者、身体障害者が支障なく利用できる建築物、この辺を目指して、平成6年度中に実設計を完了したところでございます。  平成7年度に入りまして、建築確認申請の事務手続を進めていく中で、県から不特定多数の者が利用する公共的性格を有する建築物だということでありますので、高齢者や身体障害者が円滑に利用できる、要するに誘導的基準をクリアをして、これから他で計画するだろう建築物の模範となってもらいたいというような要請、指導がございまして、ハートビル法の認定を受けるような施設となるようにという施設指導があったということでございます。当市としましても、法の趣旨を尊重することと同時に、これから制定されるとされております静岡県福祉のまちづくり条例にあらかじめ協力していくといった立場等から、ハートビル法の認定を受ける建築物とするために、誘導的基準をすべてクリアするという形で設計変更を行ったということでございます。  これが経過で、したがって、その後に設計変更をすることになったということでございます。以上です。      (市長 長谷川孝之君登壇) 23 ◯市長長谷川孝之君) それで、次はあなたがお話の、光と津波について大丈夫かと。と同時に、また光について条例等で規制措置を講ずる意思はないかと、こういうことでありますが、端的に言って条例規制をするつもりはないと。その理由というのは、先ほどもお答えをしましたように、南側というのはあいてるわけですね。今の田尻海岸というのは駿河湾の中の一番突出した部分になっています。西駿河湾地区では。ですから、あそこへお立ちになればわかりますように、富士山から駿河湾から伊豆連山ですね。それで南側は海なんですね。多少南西側に、要するに志太平野、あるいはまた牧之原等の台地が広がってるという状況なんです。したがって、あなたが今言われたような、他市の状況とは全く違った状況にあるわけです。したがって、幸せなるかな、西駿河湾地区においては、あそこが突端部分なんですね。地図で見ればわかるとおり。ですから、南はまさに太平洋であるし、海なんですね。東側は伊豆連山なんですね。したがって、あなたの御心配のような、光に対して規制措置を講ずるようなことは、まず考えにくいのではないかというようなことで、今申しましたように、条例等で光の規制措置を講ずる意思はないというふうに申し上げたわけです。  それから施設の内容で、一言で言うならば、今度はふれあいホールで、ちびっこと親御さんと遊ぶ。ふれあいを大事にする。子育て支援対策ですね、というような意味合いからの同じような類似した施設、あなたの言葉をかりれば児童館的な要素も組み入れた考え方を持ってはいないかのかということなんですけれども、これは別に、部長、課長と相談したわけではありませんから、また別な意見があるのかもわかりませんが、そこまでの低学年の子供さんの、いわゆる施設とは、私は考えていないわけですよ。というのは、2歳とか3歳とかね、確かに教育からいや、3歳児教育というふうに言われまして、その重要性もいろいろ説かれているわけですよ。したがって、そういう低年齢層から、そういう科学する心を養うという意味での教育施設として位置づけることが、教育学的には考えられるのかもわかりませんが、しかし我々が当初考えたのは、少なくとも小学生以上の、要するにいわゆる少年を、まず対象にして考えたということなんです。ですから、あなたのおっしゃるように幼児教育というような面についての発想というものは持ち合わせなかったと、私は思っているんですよ。しかし、企画課長、今いませんけれども、その辺の点は、職員レベルで話し合いがなされたのかもわかりません。その辺はまたよく調べて、後刻補足して御答弁を申し上げたいと思いますが、今申し上げたようなことのように私はとらえているということです。したがって、極論すれば児童館的な意味での要素は非常に少ないということは言えようかと思うわけです。  それから運営等について、専門家等を招致をすると。したがって、今後のことを考えるならば、建設段階からそういう方を決めて、そして施設建設に立ち会わせて、そして、その方々の専門的な意識も建設の段階において、工事者、あるいは設計者に意見を具申していくということが望ましいのではないかというようなお話でありますけれども、我々としても、できるならば、そのような措置を講じたいということで、振興財団の方々にもその旨を伝えて、そして御指導をいただくようにしているということであります。以上です。(降壇)
    24 ◯11番(深田百合子君) 施設の内容については、また別の質問で詳しくお話ししていきたいと思いますが、ハートビル法について、これからの公共施設建設にかかわってくると思いますので、今後の公共施設建設には、ハートビル法の誘導的基準でやっていくのかどうか。そして会員制の学習をやっていくということも聞いたんですけれども、そこに行く子供たちが、みんなで遊び、学び、それで一人一人が感動できるような部屋、実験室とか工作室が、今この工事が発注されてしまうと、新たな設置が可能かどうか。工事が始まっちゃうと、もう増設とかというのは考えられないのか。それを聞きまして。そして、今詳しくは、ここの質疑の場ですので御質問できないんですけれども、委員会の方に付託されまして審議を深めていただいて、子供たちが夢を与えて感動を分かち合い、そして何度でも行きたいと思えるような天文科学館施設になってほしいと期待しまして、質疑とさせていただきます。 25 ◯議長大野喜市朗君) 以上で通告による質疑は終わりました。これで質疑を打ち切ります。  ただいま議題となっております議第67号から議第71号までの5議案は、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、総務企画常任委員会に付託いたします。  ここで暫時休憩いたします。予定といたしまして午後1時会議を再開いたします。                                午前10時01分休憩                               ──────────                                午後1時00分再開 26 ◯議長大野喜市朗君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  市長より質疑に対する答弁をお願いします。         (市長 長谷川孝之君登壇) 27 ◯市長長谷川孝之君) 午前中の深田議員の御質疑の中で、休憩中に部内で協議をして、改めて統一的な見解を申し上げるというふうに申し上げた件につきまして、私どもの見解を申し上げたいと思います。  基本的な考え方といたしましては、午前中御答弁申し上げましたように、小学生からが対象と考えております。小さい子供たちのサロン的な施設とは考えていないということでございます。しかし、展示室におきましては、親子でも楽しめる時空シュミレーターなど体験型展示を考えておりますし、また今後、科学たいけん塾で、親子で自然と科学に対する発展と関心を引き出せるカリキュラムを工夫していきたいと思っております。なお、野外ステージでは、親子のふれあいの場としても活用できるよう考えていきたいと思っております。以上です。(降壇) 28 ◯議長大野喜市朗君) 先ほど総務企画委員会に付託いたしました議第67号から議第71号までの5議案について、総務企画常任委員長から審査結果が提出されましたので、総務企画常任委員長の報告を求めます。      (15番 望月 誠君登壇) 29 ◯15番(望月 誠君) 総務企画委員会に付託されました案件は、議第67号「焼津天文科学館建設工事建築工事請負契約の締結について」、議第68号「焼津天文科学館建設工事電気設備工事請負契約の締結について」、議第69号「焼津天文科学館建設工事空調設備工事請負契約の締結について」、議第70号「焼津天文科学館展示物製作設置工事請負契約の締結について」、議第71号「焼津天文科学館プラネタリウム製作設置工事請負契約の締結について」の5議案であります。5議案は、いずれも天文科学館にかかわる契約案件でありますので、一括して審査の概要と結果について御報告申し上げます。  委員より、最近入札に当たって談合問題が取りざたされているが、今回の入札に当たっても十分配慮されたと思うが、どのように対応されたのかとただしたのに対し、談合を防止するため、今回の建築工事入札に当たっては公募型指名方式にしたこと、また入札前に業者を呼び、事前注意と誓約書を取り、その後の指導も行っている、との答弁がありました。  さらに委員より、入札に応募された業者で、県や近隣の市町村で指名停止がされているような業者からの応募があったかとただしたのに対し、指名停止をされている業者からの応募はなかった旨の答弁がありました。  次に委員より、建設費のボーリング調査結果は、地盤が非常によいように思うが、基礎の支持形式は直接基礎形式か、杭基礎形式のどちらでもよいということであるが、どちらが採用されたのかとただしたのに対し、基礎については建設費の地盤面から8メートルから9メートルぐらいまでは支持耐力が非常に低いため、場所打コンクリート杭とした旨の答弁がありました。  また委員より、ボーリング調査をやっても工事段階で大幅な設計変更があり、追加補正等が往々にしてあることがあるが、一般的なボーリングで終わっていないかとただしたのに対し、地面の中を掘るものは、幾らボーリングをやっても、100%ということはあり得ないが、この場所については、かなりのボーリングをしているので、杭の長さは変わることはあっても、そんなに大きな設計変更は考えられない、との答弁がありました。  次に委員より、地震対策が叫ばれている今日、海岸に近いところに集客施設が位置することには、より他の施設以上に安全面に配慮すべきであるが、どのような裏付けと確信を持っているのか。また津波が来ても安全だという確たる裏付けがないと市民は不安を感ずると思うが、どのように考えているかとただしたのに対し、地震による建物の崩壊対策については、県の建築構造設計指針により、地震に対する強度設計がされているので大丈夫であると思う。津波の関係については、建設地の地盤高は海抜5.5ないしは5.6メートルぐらいの地盤になっており、天文科学館の設計地盤面が6メートルであるので、原形地盤高より4、50センチ高くなっている。また想定される津波の高さは、第1次想定で東京湾中等潮位では6メートルであり、港の周辺整備もこれに基づいて整備されており、あの付近の防潮堤は建設省の海岸整備事業で堤防の高さが8.2メートルであるので、2メートルほど津波の予想高より高くなっている旨の答弁がありました。  次に、委員より、建設地は、過去において不燃廃棄物の処分場であったため、一定の深さまで不燃廃棄物が埋設されている場所があると思うが、工事施工上発生した廃棄物についてはどのように対応されるのか。また、この処理経費については、今回の工事費の中に含まれているのかとただしたのに対し、埋設廃棄物については建設地内で処分できる予定であり、建設地外には排出しないことになっており、処理経費は含まれていない、との答弁がありました。  次に委員より、過去に建設された施設でも、建物が完成後に雨漏りがあるとかで問題になることがあるが、完成後の保証期間はどのぐらいかとただしたのに対して、契約約款で2年間が業者の保証期間である、との答弁がありました。  また委員より、この天文科学館は特殊性のある工事だと思うし、地元業者や大手企業との関係において苦労したと思うが、多くの業者を入れるがために、形式的な一面も感じられるが、今回の入札では、地元業者に配慮した点は評価できることである。しかしながら、入札に対する問題点は多々あると思うので、当局におかれても、より研究すべきである、との要望がありました。  そのほか、先ほどの本会議の質疑にありました天体観測の条件、館の管理運営等について質疑応答がありました。  採決の結果は、5議案はいずれも全会一致可決すべきものと決定いたしました。  以上、総務企画委員会に付託されました5議案の審査報告といたします。(降壇) 30 ◯議長大野喜市朗君) 以上で総務企画常任委員長の報告は終わりました。  ここで暫時休憩いたします。なお、この休憩の間に、ただいまの総務企画常任委員長の報告に対し質疑のある議員は、議長まで通告を願います。                                午後1時10分休憩                               ──────────                                午後1時10分再開 31 ◯議長大野喜市朗君) 休憩前に引き続き会議を開きます  ただいま上程中の5議案の委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、質疑の通告がありませんので、質疑はないものと認めます。  ただいま上程中の5議案に対する討論に入りたいと思いますが、討論はございませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 32 ◯議長大野喜市朗君) 討論はないものと認めます。  これより順次採決いたします。  まず、議第67号をお諮りいたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。      (賛 成 者 起 立) 33 ◯議長大野喜市朗君) 起立総員です。したがって、議第67号は可決いたしました。      ──────────────────────────────────── 34 ◯議長大野喜市朗君) 次に、議第68号をお諮りいたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。      (賛 成 者 起 立) 35 ◯議長大野喜市朗君) 起立総員であります。したがって、議第68号は原案のとおり可決いたしました。      ──────────────────────────────────── 36 ◯議長大野喜市朗君) 次に、議第69号をお諮りいたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。      (賛 成 者 起 立) 37 ◯議長大野喜市朗君) 起立総員であります。したがって、議第69号は可決いたしました。      ──────────────────────────────────── 38 ◯議長大野喜市朗君) 次に、議第70号をお諮りいたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。      (賛 成 者 起 立) 39 ◯議長大野喜市朗君) 起立総員であります。したがって、議第70号は可決いたしました。      ──────────────────────────────────── 40 ◯議長大野喜市朗君) 次に、議第71号をお諮りいたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。      (賛 成 者 起 立) 41 ◯議長大野喜市朗君) 起立総員であります。したがって、議第71号は可決いたしました。      ──────────────────────────────────── 42 ◯議長大野喜市朗君) 日程第8 議第72号 自転車競走施行市の指定申請についてから、日程第19 議第83号 平成7年度焼津市病院事業会計補正予算(第1号)案までの12議案を一括して議題といたします。  市長提案理由説明を求めます。         (市長 長谷川孝之君登壇) 43 ◯市長長谷川孝之君) ただいま上程をされました議第72号から議第83号までの12議案につきまして一括して提案の理由を御説明を申し上げます。  議第72号「自転車競走施行市の指定申請について」は、市財政の健全化を図るため、引き続き自転車競走施行市の指定を受けようとするものであります。  議第73号「焼津市職員の退職年金及び遺族年金の年額改定に関する条例の制定について」は、恩給法等の一部改正に伴い、退職年金等の計算の基礎となる仮定給料年額を平成7年4月分より1.10%引き上げ、また年金の最低保障額及び遺族年金の加算額をそれぞれ引き上げようとするもの等であります。  議第74号「志太広域都市計画駅北2丁目・三丁目地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の制定について」は、本年10月に都市計画決定されました志太広域都市計画駅北二丁目・三丁目地区計画の区域内における建築物に関する事項で特に重要なものを条例で制限することにより、地区計画の目的の達成を図ろうとするものであります。  議第75号「平成7年度焼津市一般会計補正予算(第3号)案」は、人件費及び国・県の補助決定に伴う事業などを中心に、歳入歳出それぞれ4億2,907万3,000円を増額補正するとともに、焼津広幡線街路整備事業、ディスカバリーパーク焼津建設事業などに係る債務負担行為の追加変更補正及び地方債の追加変更補正をしようとするものであります。  歳出の主なものは、人件費のうち職員の退職手当費を2億885万6,000円、道路改良、河川改修などの土木費を3億2,251万5,000円、消防防災庁舎の建設に備え、公用施設建設基金積立金を7億2,000万円増額補正し、設計変更に伴う執行計画の変更により、ディスカバリーパーク焼津整備事業を8億254万3,000円減額補正しようとするものであります。  次に歳入の主なものは、地方交付税6億2,543万8,000円を増額補正し、県支出金2億2,303万9,000円を減額補正しようとするものであります。  議第76号「平成7年度焼津市し尿処理事業特別会計補正予算(第1号)案」は、歳入歳出それぞれ964万9,000円を増額補正しようとするものであります。歳入は前年度繰越金を2,725万円増額し、一般会計繰入金を1,760万1,000円減額しようとするものであります。歳出は職員の退職に伴う職員手当等を964万9,000円増額しようとするものであります。  議第77号「平成7年度焼津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)案」は、歳入歳出それぞれ55万2,000円を減額補正しようとするものであります。歳入は一般会計繰入金を減額補正し、歳出は総務費を減額補正しようとするものであります。  議第78号「平成7年度焼津市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)案」は、歳入歳出それぞれ3億9,900万5,000円を増額補正しようとするものであります。歳出は下水道事業費において、人件費等の事務的経費を117万3,000円、処理場維持管理費を358万2,000円、国の第2次補正に伴う国庫補助事業1億6,960万円、起債対象下水道事業費2億3,326万円及び市単独下水道事業費846万1,000円を増額補正し、公債費において公共下水道事業に係る公債費を1,707万1,000円減額補正しようとするものであります。その財源として、国の第2次補正に伴う国庫補助金8,426万6,000円、平成6年度決算に伴う消費税還付金を2,558万4,000円、公共下水道事業債を2億9,680万円、及び一般会計繰入金を291万3,000円増額補正し、公共下水道事業受益者負担金を1,055万8,000円減額補正しようとするものであります。  議第79号「平成7年度焼津市温泉事業特別会計補正予算(第1号)案」は、歳入歳出それぞれ125万5,000円を減額補正しようとするものであります。歳入は一般会計繰入金を減額し、繰越金を増額補正しようとするものであります。歳出は、人件費を減額補正しようとするものであります。  議第80号「平成7年度焼津市住宅資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)案」は、歳入歳出それぞれ71万4,000円を増額補正しようとするものであります。歳入は前年度繰越金を増額補正し、歳出は収入増に伴う一般会計繰出金を増額補正しようとするものであります。  議第81号「平成7年度焼津市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)案」は、歳入歳出それぞれ16万5,000円を増額補正しようとするものであります。歳入は一般会計繰入金を減額し、繰越金を増額補正しようとするものであります。歳出は駐車場事業費を増額補正しようとするものであります。  議第82号「平成7年度焼津市水道事業会計補正予算(第1号)案」は、収益的収入においては、受託工事の増加に伴い、営業収益を583万円増額し、また景気の低迷により金利のたび重なる引き下げがあり、営業外収益を1,270万円減額補正しようとするものであります。  収益的支出においては、委託料、修繕費等の増加に伴う営業費用1,978万5,000円を増額し、仮払い消費税の増加に伴い営業外費用を112万9,000円減額補正しようとするものであります。  資本的収入においては、他事業に関連する工事等の縮小に伴い工事負担金収入を8,860万円減額し、資本的支出については、同様に建設改良費を2,795万8,000円減額補正しようとするものであります。  議第83号「平成7年度焼津市病院事業会計補正予算(第1号)案」は、まず収益的収入の支出6,739万1,000円の減額補正をしようとするものでありますが、主なものは薬品等材料費8,374万9,000円及び給与費212万円の減額と病院運営費1,808万2,000円の増額であります。  次に資本的収入の収入としては、県費補助金100万9,000円の増額補正をしようとするものであります。  以上、一括して提案の理由を御説明申し上げましたが、御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。(降壇) 44 ◯議長大野喜市朗君) 以上で提案理由説明は終わりました。  これにて本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれで散会いたします。                                午後1時24分散会 Copyright © Yaizu City Assembly Minutes, All rights 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